古代ロマンの街 渡

2020年3月15日

  • 神代の出雲の国を御造りになりましたのは、島根県出雲市にあります長浜神社の御祭神の八束水臣津野命です。鳥取県日野町の金持神社の御祭神の八束水臣津野命です。ご存知の大国主命の祖父という事になっています。中国大陸から島根半島や境港を引き寄せて出雲の国をつくられましたとの事です。その中に境港市の渡町もございます。

 境港市の渡と松江市の江島には、べた踏み坂で有名になりました江島大橋がありますが、当地区は縄文時代より人が住み、当時はとても浅瀬で歩いて渡れるほどであったとの記事があります。そして弥生時代、奈良時代を迎えて交通の要所になっていったので、渡という地名になったとの記事もあります。

 そして鎌倉時代の末期の1332年3月には、鎌倉幕府に反旗をひるがえし、島根県の安来から隠岐の島に流される途中、船酔いをされた後醍醐天皇が渡の港に立ち寄って船酔いを癒されたとの記事があります。

 そして馬に乗られた後醍醐天皇は都の方角をながめ、はらはらと涙を流されたその時に、馬の踏みしめていた石に馬のヒズメノあとがくっきりと残ったと伝説が記事となって残っております。

 その後、隠岐の島に流布され1年間で抜け出して、朝廷中心の建武の新政・南朝初代天皇として返り咲かれました。

 渡の港で身体と心を癒し、返り咲こうと復活の誓いを、この地で、この時に誓いをたてられたのではないかと考えています。

 貴方も! この境港の渡の港で、 心と身体を癒し、復活して生涯現役の活躍をされてはいかがでしょうか!!