漢方薬に魅かれて

ドラッグストアで薬を販売しておりました頃、漢方薬の魅力に引き込まれました。

それは、成分による効果と副作用のある 西洋薬と比較して、漢方薬は体質改善をして効果を発揮します。

効果の欲しい箇所ばかりか、関連した問題のある箇所まで改善してくれます。

代表は八味地黄丸です。夜間頻尿・尿漏れ・残尿感・白髪・冷え・血圧の不調・肌の乾燥・耳鳴り・不安感

など下半身の老化に伴う諸症状の改善に、物忘れや不眠、眼精疲労や手足のほてりにまで処方されてます。

使用されている生薬は8種類ですが、本日はサンシュユ(山茱萸)を取り上げてみます。

山茱萸単品の効果を出すには、真っ赤の実をとり種をだして干し砂糖とホワイトリカーに漬け込みます。

2か月ほどで出来上がるとの事で取り組んでいます。山茱萸は「古方薬品考」1841年に書かれた古書には

神経のいらだちを鎮め、性欲を回復させ、小便の頻数や腰痛などを治すとあります。

まだ八味地黄丸を造り健康に貢献する力はありませんが、コツコツと生薬の研究を重ねております。

老化とアンチエイジングに取り組まれる諸先輩に、貢献できる日を夢見まして研究を重ねています。

生涯現役で頑張っておられます中高年の皆様のお役に立ちたくてサンミサキ生薬園にて工夫中です。

現在、薬草の単品と漢方薬に学ぶ17種類のハーブと薬草をブレンドした健康茶の製造販売をしております。