学ぶことが多い日本海新聞

2021年12月27日

 こんにちは!生涯現役サンミサキです。今日は、瀬戸内寂聴さんについて少し書いてみたいと思います。その前に、愛読させてもらっています日本海新聞について感心しておりますのは、一番目には一面のコラム”海潮音”です。3本社の記者の方が代わる代わる書かれています。それは、あたかも「私の着目・私の着眼点」という思いがこのコラム500字余りににじみ出ています。

 二番目には、”歳々元気”で大西葉子さんの健康歳時記は、季節ごとの注意した方がいい記事があり毎日の健康生活に取り入れさせてもらっています。400字程で読みやすいコラムです。

 三番目には、やはり”読者の広場”でしょうか、投稿される方の感性が輝いています、なるほどね~フムフムと一人うなずいたり、我が意を得たりなど一人感嘆しています。やはり、400字位でまとめてあると読みやすいのでしょうか・・・

 普段三面記事には見向きもしませんが、12日と13日の新聞記事にはびっくりしました。”瀬戸内寂聴さん作家で僧侶、愛と業を描く”のタイトルで2日間合わせてですが、新聞紙2面ほどに大々的に紙面全部と言っていいほどの記事が書かれていましてビックリです。

 生まれてから99歳で心不全の為に大往生でなくなるまでの記事が、世間で注目された年ごとに年表になっていました。女流文学賞、中尊寺で得度、晴美あらため法名寂聴となられたこと、事務所の寂庵を結び、文芸文学賞の数々、そして文化勲章を頂かれてからの行動数々まで記事になっていました。

 私が尊敬しております 地球温暖化を予測し地球規模で貢献されてノーベル物理学賞をお取りになった、た真鍋叔郎先生の記事の約4倍の紙面で紹介してありました事にビックリしました。

 その前日11日には、三面記事で、細木数子さんの呼吸不全で亡くなったことが、「ズバリ言うわよ!」でおなじみの人生占いの先生は、350字ほどで書かれていました。お亡くなりになったのも一日違いで病名も似通っております、心不全と呼吸不全でこの違いは何だろうと新聞を3日分読み返しました。

 先ずは、99歳のお亡くなりになる直前まで、自分の生き方を貫きとおされた方だなと感じました。終戦の時を迎え、今までに習ってきたこと、教えてもらったことでは解決の糸口がつかめなかった・・・これからは自分の頭で考え、限られた人生を生きていくと決め、自分の意志で、自分の心のままに生きていくと決心されたようです。そして、限られた人生を何にささげるかを自問自答の人生ではなかったかなと思います。

法話としましては、”過去をくよくよするな!!将来を思い描きくよくよするな!!今を切に生きよ!!”

 ”本当の愛は見返りを求めない事、あげっぱなしの愛が、究極の愛!愛することはゆるすこと” 寂聴

 多くの悩みを抱えておられる苦しい女性の一人一人の心に、生きるともし火と愛のともし火を点火した人であったようです。日本海新聞の紙面の多さ、記事の多さは救われた人の数の多さであったようです。

 それぞれのより良い生き方は、教科書には書いてありません、例え書いてあっても自分に合っていなくては息苦しいものになり、自分で見つけていくしかないのかもしれません。

 いずれにしましても( ^ω^)・・・幾つになっても、今までは練習で、これからが本番ですので、将来は変えることができるという事ではないでしょうか❓( ^ω^)・・・2択の道が絶えずあると思いますが、100%の絶対安全な道ないような気がしますので、6対4の確率ではないでしょうか・・・自分の確信が6割と思えば猪突猛進でいいじゃありませんか?やらずに後悔するよりやって後悔した方が達成感がありますね、結局は自分の夢に向かって、出来た!出来た!を積み重ねるしかないようです・・・

 お読みいただき、ありがとうございました。 生涯現役が夢のサンミサキ渡辺でした。

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