伝統行事再開に、はずむ♪♫

 久々に地元の鳥取県の境港市渡町下大沢地区の伝統行事が再開されまして・・・笛や太鼓で、にぎやかに神楽隊が下大沢地区の一軒一軒のお宅を練り歩きました・・・コロナ禍で3密防止の密集防止の為に休止されていました伝統行事が再開され嬉しい出来事でしたのでご報告させていただきます・・・とんどさんに5年ぶりに参加させていただきました。🎵♫(^^♪

 まずは、下大沢地区の「とんど場」つくりが出来上がりました・・・(とんどさんとは正月飾りやしめ縄や書初めなどを焼いた煙で身体を清める事で一年間の無病息災を願う風習でして、焼かれた炎が高く上がるほど、その年の作物が豊作になるとの言い伝えの行事のことです)今年は、少し規模を小さくしたとんど場つくりが出来上がりました。

 とんど場つくりは今年の左義長あたり番の8軒と昨年の左義長あたり番8軒を中心に有志が参加して前日の午後から作り始めます・・・ああでもない、こうでもないと言いながら、1年に一度の事ですので皆初めての事のようです・・・

 1月7日の日曜日には、朝の8時半よりあたり当番の火入れがありまして各家から持ち寄りましたお飾りをとんど焼きします・・・その火の燃え盛る中に干し柿を焼いたり、するめを焼いて皆にふるまう方も出てまいります・・・みんなで燃え盛る炎を見つめその後で、焼け残りのなかから・・・松の枝や竹の枝を切り取り持ち帰りまして玄関に飾る家もございます・・・それが言い伝えでは、無事に火事にあわない為のおまじないとなっています。

 当日の午前の10時半より下大沢地区の会館に集まりまして、笛太鼓をリヤカーに積みこみ始め、お神輿は軽トラに大宮と小宮を積み込みましてから・・・11時からは、地元の皆さを接待をします・・・

 あたり当番の方がお寿司とにオードブル等のとつまみやお神酒を頂きましてから・・・まずは皆さんの前で笛太鼓を鳴らしまして・・・楽団と獅子舞いが出発する舞を披露して、気勢を上げてから出発します・・・

 11時半より神楽隊が一軒一軒回りましてお初穂と子供会用のお年玉初穂を頂きますと・・・左義長の接待費と活動費がまかなえますし、子供会の活動費の資金となります・・・来られたお宅は獅子舞いに、お祓いをして頂き獅子に頭を嚙んでもらいまして一年間の息災を祈ります・・・古くより下大沢地区に伝わってまいりました伝統行事の一つです・・・

この度はあまり夢中になり過ぎて、写真を撮っていませんでしたので、参考ですが5年前の神楽隊の模様です

 この度の神楽隊を一番喜んで迎えてくださいましたのは、介護施設の渡町の幸朋苑さんでした・・・いつもは施設前で神楽舞を2曲舞いますが、施設の外に出られない方も多くいらっしゃいまして施設内に獅子が入り・・・お一人お一人の方の頭を嚙んで差し上げましたら・・・かまれた方と施設のお世話をされる方が大変喜ばれました・・・

 神楽隊は元気な演奏が売りでございますので、途中では会館に集合してエネルギー補給して回り始めまして、境港市渡町にございます日御碕神社に参拝しに途中でも楽曲を鳴らしながら下大沢左義長隊は参ります。

 日御碕神社に参拝しました左義長16軒のあたり番と楽団は、神事が行なわれたのちに奉納の舞を納めます・・・獅子は、獅子頭を一例をして左右上下に龍が舞う如く2人の息を合わせ内回りと外回りを舞いまして獅子頭を一例をして納とするのが見ごたえがございます・・・

 下大沢左義長隊の奉納の舞を・・・ぜひとも渡・森岡地区ばかりでなく境港市や鳥取県島根県からも獅子舞いの奉納の舞を見に来ていただきたいと思います。

 ご覧いただきましてありがとうございました・・・境港産ごまめのはぎしりでした・・・温かくしてお過ごしくださいませ・・・